聖書が教える神 (3)神の行為
神がなさったことについて考えてみましょう。
第一に、 神は天と地を創造しました。 神は自然法則や道徳的法則のように全ての法を作られました。
創世記1:1 初めに、神が天と地を創造した。 第二に、神は人間を創造しました。最初に男が造られ、次に女が造られました。
創世記1:27 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
第三に、 神は結婚制度を作りました。
創世記2:18 神である主は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」
創世記 2:24 それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。
第四に、神は人間が子孫を増やせるようにしました。
創世記1:28 神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」
第五に、神は人間がその他の生き物を支配するように命じました。 (創世記1:28)
第六に、神は人間に食物を与えました。
創世記 1:29 神は仰せられた。「見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶすべての木をあなたがたに与える。それがあなたがたの食物となる。
創世記9:3 生きて動いているものはみな、あなたがたの食物である。緑の草と同じように、すべてのものをあなたがたに与えた。
第七に、神は人に仕事を与えました。
創世記 2:15 神である【主】は人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた。
こうして、神がお造りになったすべてのものは非常に良かった、と教えられています。
創世記 1:31 神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。・・・
私たちが住むこの地球、環境、人間の全てが良かったのです。神がすべてのものを創造したので、すべてのものに意味があります。
聖書が教える神は、父なる神、御子イエス・キリスト、そして、聖霊なる神が一人の神でありつつも、三つの人格をもってご自分を明らかにされました。神は三位一体の神なのです。この教えを良く理解するためには多くの紙面を必要としますので、ここでは次の一節を記して、省略します。
コロサイ1:15 御子は、見えない神のかたちであり、造られたすべてのものより先に生まれた方です。
神が目を留める者は、へりくだって心砕かれ、神のことばにおののく者だです。(イザヤ66:1-2)神に目を留めていただくために、神のみことばである聖書を開いて読むこと、そして聖書の解説を聞かれると役に立ちます。
1コリント 1:21 事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです。それゆえ、神はみこころによって、宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められたのです。